2006.12.05

『顔の見えるビジネスとは』

CSちょっといい話

先日、ある社外の異業種研究会での出来事。
情報通信機器のメーカーであるA社さんが自社のビジネスを評してこう言いました。
「うちはBtoB(ビジネスtoビジネス)でお客様の会社と直接、接しているから、いわば顔が見えるビジネスです。」
つまり、一般消費財と違って一軒一軒のお客様の状況がわかるし、個々に対応することが可能という意味のようです。
そこへある化粧品会社の方が一言。

「お客様の顔が見えるのは大事ですが、お客様にとって、我々の顔が見えるかどうかも大切です。」

えっ、そんな見方もあるんだと思ったとたん、ある出来事を思い出しました。
ある会社での調査結果検討会でのこと。

「自社の提供するシステムが、あまりお客様に期待されていない。これはPR不足が大きい。お客様のことを聞き出すにはまず自分たちが何ができるか、お客様から見てどこまで頼っていいのかを積極的に伝えていこう。それによってお客様の隠れたニーズが引き出せるかもしれない。」

こんな会話でした。
実は相手の事を知ろう知ろうとするだけではなく、自分がどんな力を持っているか、どんなことができるか、それを伝えることも大事なんです。我々は恋愛においてはあらゆる手段を使って自分を伝えようとするのに、どうもビジネスでは伝え切れていないんです。
自分たちの姿がお客様の目に映っているのかどうか、そしてそれはどんな映り方をしているのかを知って手を打つ、隠れた良いところも積極的に出していく。どんな顔に見られたいかに始まってそうなるように努力する。
その積み重ねが良いイメージを形作っていき、お客様の気を引くことにつながります。
我々にはもっといっぱいいいところがあるはずです。
「お客様にとって顔が見えるビジネス」の展開、ここを目指してみんなでがんばりましょう。