2008.12.22

『発想は使用者の気持ちから生まれる 』

CSちょっといい話

あるデパートの売り場でのこと。
食器売り場でお皿を見ている家族と離れて、何気に向かい側の売り場に目を。
小旅行用のキャリーバッグの上にあるボードに貼った雑誌の記事が目に留まります。

「今までの1/6の力で運べます」「80kgまで耐えられます」
商品がおいてあるので実際に押してみます。
キャリーバッグ「こりゃ軽いやぁ」と独り言。

海外旅行用の大きなスーツケースが重くても脇に置いて押すと運びやすいのと同じように、キャリーバッグも引かずに脇に置いて体重をかけて押すことができればはるかに軽く動かせるということのようです。
また、80kgに耐えられるというのは、疲れたらその上に座ったり、座ってパソコンを打ったりすることも想定しているそうです。

つい会社でしょっちゅう出張で重いキャリーバッグを引っ張っている方の姿が思い浮かびます。
これだったらずいぶん楽になるんじゃないかなあ・・・。

そして何より印象に残ったコピー。
「小児麻痺の後遺症に苦しむ私は、地球を百週しながら“かばんを軽くしたい”と思い続け、もたれて歩け、座れるかばんを完成させました」
これが社長自らのコメントになっていました。

他にも椅子や傘立てがついたお買い物用カートなどが並んでいます。
何より自分が困っている、そしてそれが世の中にない、じゃあ作ってしまおうかというのが今回の話でした。
自分の気持ちから生まれる発想、何よりも強い武器のようです。