2009.05.26

『顧客の発想で百発百中』

CSちょっといい話

以前テレビで「小中学生の発明」特集をしていました。
そのなかで面白かったのは「百発百中目薬さし」。
まず、ヨーグルトの入れ物の底に穴をあけます(目薬の差し込み用)。そしてカップの底に鏡を貼り付けます。カップの底に自分の目が写るので間違いなく中心に命中させることができます。
ヨーグルトの入れ物というのはサイズがぴったりだから。(牛乳パックでは距離が遠すぎる)

また朝に弱い方向けの「動き回る目覚まし」。
ストップボタンを押してまた寝てしまうあなたに最適。
作り方としては目覚し時計を車のついた小さな台に載せます。そして音で反応するセンサーとモーターをつけて、音に反応して車が動き出すように細工します。

さて、これだけだとあっちへ行ってしまって音が遠ざかるのでもう一工夫。
布団を囲むようにゴムホースをぐるっと一回りさせます。そして目覚まし時計を載せた台車をその上に載せれば布団の周りをぐるぐるといつまでも回りつづけるというわけ。
足元で騒いでいる目覚ましを止めるには布団から出るしかありません。めでたくお目覚めとなります。
(さっそく、今朝方寝坊してこんなのがあったらなあ なんて思いました)
でも、センサーの精度が良すぎるといびきで一晩中車が動いているとか。

そして「歩くとひとりでに発電する靴」。
まず、ある男の子が足を踏み込むたびに発電するような靴を発明。
しかしながら、靴から線が長く出ていてかっこ悪い。とても外を歩けない。
男の子が卒業して引き継いだのは女の子。ハンドクリップを握るたびに手動で発電するクリップ型の懐中電灯にヒントを得た。
そしてクリップ部分を逆にして踏み込むたびに発電するようにした。厚みはなんと「厚底ブーツ」で隠しちゃう。
これで女の子もおしゃれに街を歩ける。
そして女の子が卒業して次に引継ぐのは男の子。
「厚底ブーツ」は好きじゃないから薄型の開発を目指すそうです。

目薬の例では「いつも顔にたらして失敗していたから」。
目覚ましの例では「いつもお父さんがおきなくて困っていたから」。
発電する靴の例では「自分がかっこ悪いと思うから」。
こんなところからアイデアは生まれています。

先日も、ある商品のキャンペーンで何が効果的なんだろうなんて会話の中で。
2人して商品がそこにあるイメージをします。
目に見えない商品を手にとって、手を動かして操作しているイメージを膨らませます。
「後作業で○○があるといいんじゃない」
「汚れたときはクリーナーがいいよね」
「ちょっとした袋があるとうれしんじゃない?」なんて発想が次々出てきます。

再度、顧客の立場になって感情移入して「困ったなぁ どうしようか~ 何かできないかなあ」なんて考えてみるのもいいかもしれません。
使う立場に立った発想、きっといいものが生まれそうです。