2008.02.26

『野菜と果物の違いは? イチゴやスイカは野菜か』

日常のうんちく

イチゴのおいしい季節ですね。ビニールハウスでなく直接日のあたる畑で取れるイチゴはこれからなのですよね。年中売っているから季節感がなくなっていますが。
さて友達とある時 、スイカやイチゴは野菜か果物かの議論になりました。
ある人は果物屋で売っているから果物だと言い(こちらが多数派)、ある人はきゅうり(胡瓜)もかぼちゃ(南瓜)も瓜(うり)だろう?スイカ(西瓜)も西の瓜と書くぜ。瓜の仲間だからだから紛れもなく野菜だよと主張。これも一理あるな。
皆さんはどう思いますか?
そこでおじさんは得意の辞書やインターネットやで調べましたよ。

大辞林によると

くだもの 【《果物》】 〔木(く)の物の意〕

木や草につく果実で、食べられるもの。リンゴ・カキ・ミカンの類。生(な)り果物。
狭義には木に生る果実をいうが、広義には草本性植物のパイナップルやメロンも含める。

やさい 【野菜】

食用に育てた植物。青物。

広辞苑によると

くだもの 【《果物》】 〔木(く)の物の意〕

草木の果実の食用となるもの

やさい 【野菜】

生食または調理しておもに副食用とする草本作物の総称。
食べる部位により葉菜あるいは葉茎菜・果菜・根菜・花菜に大別。

ということで、これじゃぁいまいちはっきりした区分ができませんね。
おじさん流に解釈すると漢字の意味からすると「くだもの」は木になる物ということから木の実がキーワードみたい。
草木の実と草も含めたり、広義でメロン、パイナップルも含むとしたのは現実に合わせ辞書作る人が後でつけたみたい。
野菜の定義はあまり区分けには役に立たない。食用に育てた植物といったら畑に意識的に植えたみかんや柿などくだものも全部野菜になる。これじゃあ区別がつかん。

全国農業協同組合連合会(JA全農)の見解

(これが一番良かった)によると、
一般に、野菜はいろいろな部分を食べるのに対して、果物は実だけを食べるのが特徴です。(ウン納得)
例えばキュウリやエンドウは実、ダイコンやゴボウは根、キャベツやレタスは葉というように、野菜の食べる部分はさまざまですが、果物は必ず実です。

また、野菜は一年生か二年生の草で、収穫が終わると畑を片付けて次のものを作りますが、果物は多年生の木になる実ですが、同じ木で何年も、時には何十年も収穫を続けられるのも大きな違いです。(これも納得)
したがって、これに基づくと、スイカやメロン、イチゴは野菜に分類されますね。

とまあ大筋は全農さんに敬意を表しますが、おじさんはイチゴは毎年同じ株になり1.2年草じゃないから果物かとも思うけど?。
ただ畑のイチゴは草で、あれを木とは言わないな(ウーン????)..。でも木苺は間違いなく果物ですね。

行政上の分類では

茎やつるなどの草本性植物を「野菜」と定義し、樹木になるものを「果物」としていますが、実際自治体などの統計でも、スイカやメロンは野菜になったり果物になったりまちまちのようです。

ただ、売っている場所で言うと

イチゴ、スイカ、メロン等はお店でいうと八百屋ではなく果物屋。 スーパーでは野菜コーナーというより果物のコーナーに置いてありますね。 一般大衆は果物と思っているのでしょう。 したがって果物屋が売るのが果物、八百屋が売るのが野菜という分け方もあるね。 ただ八百屋は果物も置いているところが多いからね。果物専門店で売っていれば果物というのがいいかな。

<面白い説>

市場で、野菜や果物をあつかう人の話では、野菜というのは、ごはんのおかずとして食べるものであり、果物は、おやつやデザートとして食べるものという点で区別しているそうです。(これは明快で良いけどジャガイモを主食にしている国ではジャガイモは野菜じゃないのかな?)
友人の説ですが「そのまま(生のまま)病院の見舞いに持っていけるのが果物、そうでない(調理して持っていく)のが野菜」(これも良いね。トマトが微妙)
嫌いな子供が多いのが野菜で、そうでないのが果物です。(やけくそで座布団1枚!)なんか笑点の大喜利の答えみたいになってきましたね。(^。^)

結論

最初の議論「スイカ、いちご、メロンなどは果物か野菜か?」に対する総合的な判定は理屈的、学問的には野菜に軍配。
しかし、感情的、感覚的(味覚的)には果物。大衆の支持は果物。こういう判定はいかがでしょう(^。^)
いかがですか、一つ賢くなりましたね。議論のネタが出来たでしょう。