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『日本の桜 染井吉野(ソメイヨシノ)の名前の由来は?』

 

桜は正式には

桜はバラ科サクラ属サクラ亜属サクラ節に分類される。
ヤマザクラやオオシマザクラ、エドヒガンなどの11種の野生種があり、これらの組み合わせで、現在400以上の品種がある。

日本で一番多い桜は? ご存知、染井吉野(ソメイヨシノ)

今では全国の桜の名所のうち約8割が染井吉野を植えていると言われています。
染井吉野は本州から北海道の南部(道南)まで広く分布しています。ただし、沖縄と、北海道の大部分の広い地域では育ちません。
この染井吉野はオオシマザクラとエドヒガンの雑種(交配種)です。

染井吉野(ソメイヨシノ)の名前の由来

染井吉野の名前の由来ですが、おじさんは芸者さんの名前みたいだから、多分名前から来たと思っていました。染井さんが吉野山の桜と何かを交配させて作ったものかな?と推理していました。ところが大違いでした。

桜は正式には

桜はバラ科サクラ属サクラ亜属サクラ節に分類される。
ヤマザクラやオオシマザクラ、エドヒガンなどの11種の野生種があり、これらの組み合わせで、現在400以上の品種がある。
染井吉野は江戸っ子? えっ吉野山は関係ないの?
染井吉野は、江戸時代の末期に江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋が売り出したと伝えられています。その植木屋がどこかで偶然見つけてきて売り出したのか、それとも誰かがかけ合わせで作り出したのかははっきり分かっていません。偶然発見したとすれば、オオシマザクラとエドヒガンの植生が重なる伊豆半島である可能性が高いそうです。だから奈良の吉野山から持ってきたのではない。(タダこのへんはかって学会でも議論されたようで、吉野山から持ってきたという説もあるにはあったようですがマイノリティレポート??です)
当初の商品名は「吉野桜」...偽ブランド商法!
ところで、染井吉野と奈良県吉野地方とは全く関係がなかったにも関わらず、その植木屋はこの桜を「吉野桜」と名づけて売り出した。
植木屋は、桜の名所にちなんだ名前をつけて、たくさん苗を売ろうとしたのでしょう。いわば、吉野という「ブランド」のチョイ借りですね。(今なら偽ブランドで訴えられたかも?)
明治の初期に、「吉野桜」という名前のままだと本家吉野のヤマザクラとまぎらわしいということで、改めて「染井吉野」と命名されました。(藤野寄命という人が命名したそうです)
クイズの問題にいいですね。「桜の染井吉野の染井は人名か?地名か?」 「ファイナルアンサー?」

染井吉野はなぜ今の日本にたくさん普及したのでしょうか?

それは、染井吉野がいくつかの長所を持っていたからと考えられます。
染井吉野は、先に花が咲き、後から葉が開きます。桜の種類によっては花と葉がほぼ同時に開くものもありますが、染井吉野のように花が先のほうが見ばえがするため評判がいいのです。
また、染井吉野の花は少し大き目で、花付きもよく、見た目が豪華です。
更に、成長が早くて10年も経てば立派な木になり、他の桜に比較すると若いうちから花を付けます。
これらの長所を持っていたため、染井吉野は明治に入ってから、全国の城跡や公園、学校、道路沿い(そして残念なことですが軍事施設にも)などに植えられ、急速に普及していったのです。

いろいろな桜

花弁の枚数による分類では、
5枚が「一重咲き」、7~10枚が「半八重」、11~60枚が「八重」、60枚以上が「菊咲」に分けられる。
変わった種では、
緑色の花を咲かせるギョイコウ(御衣黄)、黄色の桜ウコン(鬱金)花・枝が上を向いているアマノガワ(天の川)、らせん状に花がつくウズザクラ(渦桜)もがあるそうです。
その他以下の多摩森林科学園HPをご覧になるか実際に行って確認してください。
ここには全国の色々な桜が保存のために約1700本植えてあります。
紅色の桜、純白の桜、緑の桜、黄色の桜、紫がかった桜、においのある桜などなど。一般公開もしています。
★参考:多摩森林科学園

http://www.ffpri-tmk.affrc.go.jp/

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