2015.11.24

コラム:コミュニケーションとコラボレーションの違いとは?

ワークスタイル変革

数年前から就職活動では「コミュニケーション能力」が重要視されるという話をよく聞くようになりました。事実、経団連が毎年発表する「採用選考時にあたって重視する要素」では、11年連続で「コミュニケーション能力」がトップで、企業がコミュニケーション能力を重要視していることがわかります。

今では一般的な言葉として使われている“コラボレーション”ですが、実はこの言葉が広く使われるようになったのはそんな昔ではありません。 日本で“コラボレーション”という言葉への関心を呼び起こした本の1つとして、1990年に出版されたマイケル・シュレーグ著の『SHARED MIND : The New Technologies of Collaboration 』があります。著者はこの中で「コラボレーションはめったに学者の研究対象とはなってこなかった」「ドラッカーのどの著書の索引にも“コラボレーション”という言葉はまったく見当たらない。」と書いています。

コラボレーションを促進させるための環境として次の3つの条件  1.「必要なときに必要な人とすぐにコミュニケーションがとれる場」を用意すること  2.「みんなでアイデアを創っていく共有された場」を用意すること  3.誰でも簡単に使えるツール・環境であること 上記のような環境を作るために必要なコミュニケーションツールについて考えます。

コラボレーションには、必要なときに必要なメンバーがすぐに集まってコミュニケーションがとれる「場」が必要です。リコーはそんな新しいコラボレーションのスタイルをハドルコンセプトと呼んでいます。ハドルとは、アメリカンフットボールで使われる用語で、試合中フィールド内に集まって行う短い作戦会議のことです。 オフィス内のオープンなスペースに予約無しにすぐに使える打ち合わせスペースを作ることで、メンバー間の連携がすばやくとれるようになり、コラボレーションが活性化します。 ではそれらを実現するためにはどのような環境、機能、ツールを用意すればいいのでしょうか?